気分が落ち込む鬱病に注意|精神科での治療で改善可能の憂鬱気分

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気が付きにくい病気です

現在、鬱病は厚生労働省において五大精神疾患として定義されていて、以前のような偏見は少なくなり始めています。労災認定や、会社から鬱病になったからと言って不当な扱いを受ける事も減少してきました。世代における発症率は中高年に多く、特に女性に多く見受けられますが、全ての世代に起こりうる病気といえます。同じ鬱病でも躁鬱病は、比較的少なく男女差関係なく若年層に起こる病気です。抑鬱状態が目立つ鬱病に対し、躁の状態があまりにも元気な様子のために気が付きにくく、症状が悪化してから治療を始めるケースもあります。抑鬱状態は意欲や気分を減退させ、物忘れがひどくなったり、今日の出来事を覚えていないことがあります。また、会話もあまりせずぼんやりとしていて、服装に無頓着になったり、顔色が悪くなったりすることで家族や会社の同僚から指摘されることもあります。鬱病を患う本人は、性格的にも真面目で、会社を休んではいけないとか、自分が頑張らなければと自己を追い込んでしまうことがあるために、なかなか自ら相談することができません。周りが気が付いたら家族が同伴して心療内科へ受診しましょう。

さまざまな種類があります

鬱病は性格の問題ではなく、ストレス耐性が弱い場合に脳内の感情をコントロールするセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質がうまく作動せずに起こる陽気です。そのため自然に治すことは難しく、薬物療法と、心療内科や精神科での精神療法が必要となります。精神科では、認知行動療法という否定的な考え方をより柔軟に対処できるようサポートしていきます。仮面鬱という症状のように、精神的ダメージに気が付く前に頭痛やめまい、しびれなどの体の不調に悩まされ、隠された精神的苦痛を自ら感じ取ることができない場合もあります。精神科では原因が特定できない体調不良を、精神面からの影響を考慮して治療を行っていきます。最近では普段は全く正常なのにパニック障害を起こしたり、幼少期や職場環境から社会不安障害といった非定型鬱病を引き起こすこともあって、なかなか精神的悩みを感じ取ることができない人が増えています。薬物療法には鬱病には抗鬱薬を、躁鬱病には抗不安薬を使用します。同じ鬱でも治療の仕方が違うため、注意が必要です。